英会話スクールや英語教室には、マンツーマン学習とグループ学習があります。
そして、そのどちらも
「子供の英語にはマンツーマンがベスト!」
「いやいや、グループ学習の方がやる気が出る!」
など、意見がマチマチ。
実際のところ、幼児〜子供向けでは、どちらの学習効果が高いのでしょう?
「学習効果だけ」ならマンツーマン
“英語の上達”という学習効果だけを考えるなら、圧倒的にマンツーマンです。
社交性の高低に関わらず、グループ学習では、
- 発言の機会が少ない
- 「自分だけに注意が向いているわけではない」という弛みがある
など、学習に集中し切らなくても乗り切れる環境。
その点、マンツーマンは、良い意味で「学習から逃げられない」環境ですので、講師のスキルや相性さえ問題なければ、ベストな英語学習の選択肢です。
マンツーマンは、講師の質&相性が鍵
英語をマンツーマン学習で上達させるには、講師の質と相性が何よりも大切な要素。
講師の質に関しては、信頼できる企業とサービスを選ぶことで担保されます。
しかし、相性に関しては、
「やってみないとわからない…」
が、正直なところ。迷うよりも試す!が得策です。
マンツーマンのオンライン英会話に関しては、『【幼児&子供向け】無料で試せる!口コミ人気のオンライン英会話ベスト5比較』に無料体験サービスがあり、且つ、当サイトがオススメできる企業一覧を掲載しました。
ぜひ、参考になさってください。
『エイゴル』を試してみましたか?
子供の個性によって、相性の合う先生の見つけやすさの難易度は変わります。
「なかなか相性の合う英語の先生に出会えない…」
という場合には、一度、『エイゴル(Eigoru)』の無料体験を受けてみると良いでしょう。
エイゴルは、スクール形式のオンライン英会話ではなく、
英語の『オンライン家庭教師』紹介サービス
です。
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やる気のない子→グループ学習の“合いの手”効果を活用する
学習効果だけが気になるなら、マンツーマンのオンライン英会話やスクールに集中するのが◎。
しかし、そもそも勉強嫌いだったり、英語学習にやる気がない子だと、マンツーマン学習が重過ぎることも。
そんな場合には、グループ学習を組合せるのも◎。
1人で歌っているよち、“合いの手”が入った方が楽しく歌えるのと同じで、グループ学習で、
- 友達と仲良くできて楽しい
- 友達が増えて楽しい
- 他の子より優っている優越感がある
など、モチベーションが上がる感覚があると、その場以外の学習(マンツーマン学習や学校での学習、その他の教材や予習復習など)にも熱が入ります。
そんな理由から、英語学習の“合いの手”として、グループ学習は有効。
モチベーションが上がり、英語学習のペースが掴めてきたら、グループ学習は卒業してマンツーマンだけに絞っても良いでしょうし、上手に活用しましょう。
グループ学習には『スクール』と『イベント』がある
一言で『グループ学習』と言っても種類は様々。大きく分けると
- 定期的に通う『スクール』タイプ
- 不定期に参加する『イベント』タイプ
の2タイプに分かれます。
- 学習のリズムが付く『スクール』
- 楽しさ重視で参加できる『イベント』
子供によって合うタイプは違いますので、具体的に見てみましょう。
社交性の高い子は、どのタイプも◎
スクールでもイベントでも、社交性の高い子であればバッチリです。
予算や親子のスケジュールに応じて、柔軟に選んでみましょう。
社交性が低い子は、イベントから始める
人見知りだったり、社交性の低い子だとグループ学習を敬遠しがちですが、『イベント』は意外と上手くいきます。
特に、
- 英語でキャンプ
- 英語でプログラミング
- 英語でクッキング
など、子供の興味がありそうな内容に『英語』が仕込まれているイベントだと◎。
しまじろう好きの子の場合、ベネッセの英語コンサートもオススメ。
イベント後に、ネイティブと会話ができるようになっており、他の子につられて参加すると、シールがもらえたりなど、子供が喜ぶ仕掛けが満載です。
また、オンライン英会話のサービスの中には、フィリピンへの短期留学プログラムを提供している企業も。
海外に遊びに行けて、普段は画面越しで会っている先生にも会えて…と、多くの子供にとっては楽しい経験となるため、各社とても好評だそうです。
こういった大きなイベントを、毎年の目標(「馬に人参」という感じですが)など、定期的なモチベーションUPの仕掛けとして活用するのも有効ですよ。
負けん気が強い子は、スクールが◎
人見知りではないけど、負けん気が強くて…という子には、スクールが◎。
「コレをやっておけば、スクールの授業で他の子より優位に立てる!」
という学習(=マンツーマン英会話や他の教材等)と組み合わせ、そのことを理解させておくことで、英語学習そのものを良いサイクルで回すことができます。
「恥ずかしさ」を超えるとグンッ!上達する
マンツーマンであってもグループ学習であっても、学習し始めは
「英語を話す気恥ずかしさ」
が、多くの子供の上達を阻害します。
これは、仕方のないこと。
幼稚園児などの子供にもプライドはありますから、間違えるのがイヤだったり、自信がもてなかったり、様々な理由で一歩踏み出せない時期が、ほとんどの子供にはあります。
そんな時期には親も不安になりますが、成果を焦ったり、「ダメだ!」とすぐに判断するのはヤメましょう。
数ヶ月間、できた部分を見つけては、
「スゴいね!」「よくできたね!」「頑張ってるね!」
など、その子の喜びそうな言葉をかけてあげて、「恥ずかしさ」を乗り越えるのをゆっくり待つのが一番。親自身も疲れません。
「恥ずかしさ」を乗り越えた時、突然、親の期待以上に上手な英語を口にし出す子もたくさんいる!ということを知っておいてください。
まとめ
以上をまとめると;
英語の学習では、マンツーマンの方が学習効果を見込めるけれども、グループ学習はモチベーションUPで大きい効果を発揮することもある。 |
ということになります。
また、上達を焦り過ぎて、親がオロオロする必要もありません。
子供が、
「英語を話すのが恥ずかしい」という気持ちを乗り越えた時
が、英語学習の効果を実感できるターニングポイントです。
今の子供が大人になる頃には
「(ある程度は)英語ができて当たり前」
な世の中になっているかもしれません。
ぜひ、焦らず・じっくり、良さそう!と思う方法を試してみましょう。