こどもちゃれんじEnglishで効果を出す!継続を判断する注意点とは?

“しまじろうの英語”として人気の幼児向け英語教材『こどもちゃれんじEnglish(イングリッッシュ)』は、手軽な値段続けやすさが人気。

…のはずのなに!効果が見られない。継続できるか?も不安。

なんて声を聞くことも。

「口コミでは評判が良いのに、我が子だけなぜ??」

と不安になると思いますが、そんな時には、どうしたら良いのでしょう?

※『こどもちゃれんじ English』の料金長所・短所口コミ等の基本情報は『「こどもちゃれんじEnglish」口コミ、長所&短所を徹底分析!』をご覧ください。

『こどもちゃれんじ English』の効果とは?

そもそも『こどもちゃれんじ English』で期待できる効果は何なのか?-この点を理解し、地に足の着いた学習を継続することが大切です。

具体的に言うと、『こどもちゃれんじ English』に期待できる効果は下記の通り;

「英語を楽しみ・親しむ」〜「正しい発音でアルファベットや簡単な単語・短文を言ったり、聴いて理解できる」が到達しやすいレベル。この教材だけで「バイリンガルのように英語をペラペラ話す」というレベルまでは期待まではしにくい。
(出典:「こどもちゃれんじEnglish」口コミ、長所&短所を徹底分析!)

まだ幼児期ですので、小学校で英語の教科授業が始まる前に

「英語を楽しみ・親しむ」

だけでも十分に価値はありますし、

「正しい発音でアルファベットや簡単な単語・短文を言ったり、聴いて理解できる」

ようになれば十分ですよね?

そういう方には、『こどもちゃれんじ English』は最適な幼児向けの英語教材です。

しかし、

「早めにバイリンガルに育てたい!」
「小学校で英語が始まった時点で、学年1番を取らせたい!」

など、早期に高レベルの英語を目指したい方には、最終的には不向き。

1〜3歳頃まではウォーミングアップとして『こどもチャレンジ English』を活用するのも良いですが、言語学習の速度がアップする4歳以降になったら、『ディズニーの英語システム(DWE)』等、別の教材を検討しましょう。

※『ディズニーの英語システム(DWE)』の料金長所短所口コミ等の基本情報は『「ディズニーの英語システム(DWE)」口コミ、長所&短所を徹底分析!』をご覧ください。

 

『効果』=突然溢れる“コップの水”

幼児の英語・英会話の学習は、よく“コップの水”に例えられます。つまり;

耳目にする言葉が一定量に達するまでは、何の効果も実感できない「コップの中に水が溜まるのを待つ時期」。

コップの中の水(=語彙や英語を耳目にする経験)がいっぱいになると、突然、水が溢れ出るように、英語・英会話が口から出る

という2段階を経験する子供が多いということ。なので、

「とりあえず教材は楽しんでいるけど、全く英語をしゃべらない…」

という場合でも、例えば4歳児の場合、少なくとも始めてから半年程度までなら効果を心配する必要はゼロ。まだ判断には尚早です。

それよりも小さい子供の場合には、さらに気長に効果を待つ必要があるかもしれません。

個人差があるので、もっと早く効果が目に見える子も/もっと時間がかかる子もいますが、いずれにせよ、教材DVDや玩具を楽しんで、頻繁に遊んでいるようなら良い傾向です。

ちなみに、口コミなどを調べていると、家では全く英語を口にしない子が;

「幼稚園の英語クラスで、突然、流暢な発音で英語を口にした」
「3歳児半の検診で『これは何色?』と聞かれた時に、なぜか『Yellow』と答えていた」

など、環境が変わると喋り出すこともあるようです。そんな時には、思いっきり!褒めてあげたいですね。

 

ただし、教材で遊んでいない場合は【要注意】

効果に疑問を感じた時に、注意すべきポイントは

「教材DVDやエデュトイ(教育玩具)で、ちゃんと遊んでいるか?」

という1点。遊んでいるなら良い傾向。しばらく見守りましょう。

万一、発話として効果が見られなくとも、英語の発音を難なく聞き分ける『英語耳』が鍛えられていれば、その方が価値があります

発音や語彙力は後から補えますが、『英語耳』だけは早期の鍛錬が重要。

効果として見えにくく、不安になるかもしれませんが、幼児期に頻繁にネイティブの英語発音を耳にすることでしか鍛えられない能力です。

※『英語耳』についての詳細は『知っておくべき早期英語教育「良い点・悪い点」』参照。

そもそも幼児の英語教育で大切なのは、英語の;

  1. 範囲
  2. 反復

の3つのポイントで、『こどもちゃれんじEnglish』教材は、「1」「2」をしっかりカバーしています。

なので、教材で毎日のように遊んでいるのであれば「3」もカバーできており、心配は要らないでしょう。

“幼児の英語教育の3大ポイント”を、もっと詳しく!

幼児の英語・英会話教材を選ぶ時にチェックすべき3大ポイント;

  1. 英語の範囲
  2. 英語の質
  3. 英語の反復

について、1つ1つ簡単に説明していきます。

1. 英語の範囲

これは、

その子の年齢の日常会話等で頻出する語彙や表現をカバーしているか?

ということ。

大人でも子供でも、葉を身につけるには『インプット(記憶)/アウトプット(使用)』の両方が大切です。

しかし、幼児の脳は「インプットが得意で、アウトプットが苦手」。

というのも、インプットした言葉をアウトプットするには、その言葉が

「この言葉の意味は○○、使えるシーンは××/□□/・・・」

と、脳内で正しくタグ付けされている必要がありますが、小さい子供はその部分が発展途上。脳内にあるタグの種類も少なく、付け方にも慣れていません。それが;

インプット→アウトプット→(成功/失敗情報と合わせて)再インプット→再アウトプット→・・・

と繰り返すことで、タグの種類が増え、タグ付けも上手になり、結果としてアウトプットが上達します。

しかし、幼児期にはまだその経験が足らない=アウトプットが苦手なのです。

なので、本人が使えもしない語彙を増やしても、言葉をタグ付けできない=適切なアウトプットの機会を判断できないため、“必要な時に引き出せない記憶”として格納されてしまう(歌の中など練習した方法で発話できるだけで、実践的な場でその言葉が出てこない)ことになります。

しかし、『使えるシーンがある言葉』という範囲で学習することで、子供はアウトプットの“簡単なキッカケ”が得られます。さらに、その範囲の言葉が;

  • 本人が夢中になれるアニメで頻出する表現
  • 家族やアニメキャラなど好きな人が使っている言葉

などで提示されると、使いたいモチベーションが高いので、使用シーンと意味を理解した形でよく覚えます。その状態で、実際の使用シーンに遭遇すると「アレだ!」と脳が反応し;

最初のアウトプットに繋がる→成功/失敗情報と共に再インプットされる→言葉のタグ付けの精度が上がる→再アウトプットに繋がる

という良循環が期待できるのです。

そういった理由があって、優秀な英語教材では

子供が実際に使うシーンがある語彙や表現を、会話してみたくなるような魅力的なキャラクターを使って伝える

という工夫が施されていることが多いのです。

幼児期に覚えるのは、実際に使える範囲の語彙と表現のみで十分。欲張り過ぎる必要はありません。

ちなみに『こどもちゃれんじEnglish』は、『ぽけっと』〜『じゃんぷ』までの合計で2,000語弱の語彙が組み込まれており、使用シーンもDVD等でわかりやすく理解できます。現在の中学英語の語彙数が1,200語程度であることを考えても、幼児期の英語としては、十分以上でしょう。

2. 英語の質

流しっぱなしで耳にすべき英語・英会話は、

子供本人にとって、長期的に役に立つ英語

であるのが理想的。

例えば、いくら内容が面白いアニメだとしても、スラングだらけの英語が使われているなら“幼児期の英語学習用”としてはNG。できるだけ時代が変わっても、どんな場所でも使える英語を耳にしておくのがベストです。

なので、「英語なら何でも良い」のではなく、教育用に作られた(あるいは、教育用として薦められている)教材や動画等で、

学習する英語の質を保つ

ということは意識しておきましょう。

3. 英語の反復

これは;

同じ語彙・表現を繰り返し聞くこと

です。

何度も同じ動画や歌を耳目にすることや、同じ語彙・表現を別の動画等で耳目にすることにより、子供は言葉を覚えてきます。

なので、同じDVDやエデュトイで何度も遊んでいたとしても◎。むしろ良いことです。

無理に別の教材等を押し付けることなく、しつこいほどの『繰り返し』も受け入れてあげましょう。

英語・英会話学習の“コップの水”をいっぱいにするためには、絶対的に必要なことです。

しかし、もし、教材を触りもせずに放置していたり、「数日遊んで終わり!」という状況なら問題。

後述のヒントを参考に、遊ぶ頻度を増やすか、別の英語・英会話プログラム等を検討しましょう。

 

教材遊びの適切な頻度・時間は?

効果を出すために大切なのは、時間よりも頻度短時間でも良いので、できれば、毎日教材に触れることが理想です。

ちなみに、公式HPでのアドバイスは下記の通り;

入園前は1日20分くらい(DVDが1本約20分です)を目安に続けて、入園後は様子を見ながら1日10分でもいいので、英語の時間を積み重ねていきましょう。

(出典:ベネッセ公式HP/2018.10現在)

「その程度で良いの?」と思われるかもしれませんが、たった10分でも1ヶ月続ければ合計約300分(5時間)。しかも、同じ刺激を毎日脳に送り込むことで、強いインプットになります(1時間を月に5日だけ行うより記憶に残ります)。

1日10〜20分程度なら、オヤツ時間にDVDを見たり、

「ママ/パパとダンスしよう!」
「わー、○○ちゃん、英語のお歌も上手!楽しいねー。」

などと言いながら、英語遊びをしている内にこなせるかもしれませんよね。

それを、できれば毎日(余裕のある方は、1日の内に複数回)行うことをオススメします。もちろん、子供が楽しんでいる時には、20分より長く遊ぶのも◎。

ちなみに、1日のどのタイミングに教材で遊んでも構いませんが

「オヤツ時間には、DVDか教材玩具」
「お昼寝の後はDVD」

という風に、日課として決めてしまうと楽。旅行や病気等で『こどもちゃれんじ English』から離れる日が続いた後でも、すぐに日課として戻せるのもメリットです。

 

教材で遊ぶ頻度を増やすには?

手法としては、主に3つ;

  1. 『しまじろう』など、こどもちゃれんじ自体への興味を強化する
  2. 『英語・英会話』そのものへの興味を強化する
  3. 1と2の合わせ技

以下は、『英語遊び.com』のオススメ順に表記しますが、お子さんの個性に合わせて選んでください。

また、上記1〜3を意識しつつ、お子さんに合った別の方法を考えてみるのも素晴らしいことです。

家族が教材で遊ぶ

「一緒に遊ぼう!DVDを見よう!」と誘っても乗り気でない場合、叱ったり、無理に遊ばせるのは厳禁

その子の目の前で、親兄姉が『こどもちゃれんじ English』の教材で、楽しんでいる姿を見せるのが一番効果的です。

興味を示すまでに時間のかかる子もいるかもしれませんが、周りが積極的に教材を楽しむ姿を見せることで、

「遊びたい!」

と、本人が思うように仕向けてみましょう。

コンサートに出かける

しまじろうの英語コンサート』に行かれたことはありますか?

夏休みやクリスマスなど、開催時期に合わせたテーマで行われるコンサート。英語の歌や踊りも満載で、『しまじろう』にも会えるとあって、子供たちが大興奮するイベントです。

もし行ったことがなく・会場へ行ける範囲にお住いでしたら、ぜひ、一度行ってみてください。

というのも、コンサートでは子供たちの熱量がすごい

しまじろうが出てくれば「キャー!」と大騒ぎ。しまじろうが舞台から去ると泣き出す子が続出するという“アイドルイベント”以上の盛り上がりを見せることも。

なので、参加した子供の多くは“しまじろう愛”をかなり深めて帰宅することに。それを、教材で遊ぶキッカケに繋げることができます。

また、会場でも「ネイティブと話したらシールがもらえる」など、子供が楽しくアウトプットできる仕掛けがいっぱい。『しまじろう』だけでなく、英語への愛着が沸くキッカケにもなります。

次のイベントへのモチベーションも上がりますので、2回目以降は

「しまじろうの英語、楽しみだねー」

と、行く前から子供の気分を盛り立て

「しまじろうで遊んで、準備しておこうね!」

と、DVDや玩具で遊ぶ機会も作りやすくなります。

なので、参加したことがない方は、ぜひ『英語コンサート』の活用をオススメします。

その他のイベントに出かける

コンサート以外のイベントでは

アウトプットの機会を増やして“英語への愛着”を深める

という効果が期待できます。

英語自体に愛着が湧けば、英語教材での遊びなどにもつながり、継続学習を軌道にのせられるかもしれません

イベントの種類は豊富で、

  • 外国人と英語で遊びながら交流する
  • 外国人から英語で幼児向けプログラミングを学ぶ
  • 外国人とキャンプをする

など、お子さんの性格や興味に合わせて選ぶことができます。

開催時期と場所が限られる上に、人気のイベントはすぐに定員に達してしまうので、定期的にHPでイベントチェックをしましょう。

※コンサート以外のイベントは、ベネッセの英語・英会話教室『BE studio』主催が一般的。こどもちゃれんじ Englishの会員向けページからもリンクされています。

オンラインイベントも活用

稀にではありますが、会場に行かなくても参加ができる『オンラインイベント』を開催していることもあります。

わかりやすいよう例示すると、2018年の『しまじろうのクリスマスオンライン』の概要は下記の通り;

現在すてっぷEnglishをご受講中のかたを対象にした、クリスマスパーティーの遊びを通して外国人の先生とのやり取り体験をしていただける、期間限定のご希望者向けサービスです。

【レッスン期間:11月15日(水)~12月27日(水)】
※木曜日・12月24日(日)・25日(月)を除く。

(出典:『こどもちゃれんじ English』公式HP)

要は;

オンライン英会話教室のお楽しみ版

です。

楽しいアウトプットの機会は、英語への愛着につながることもありますので、ぜひ試してみましょう。

※「オンラインという慣れない環境で、知らない外国人と話す」という状況に緊張してしまう子もいます。事前にテストがわりに親子でオンライン会話(日本語可)をしてみたり、緊張しない工夫を心がけましょう。

英会話教室やオンライン英会話をプラス

アウトプットの楽しみを増やすと、英語が好きになる子もいます。

なので、週1などの頻度で英語・英会話のお教室に通ったり、オンライン英会話を始めるのも手。

幼児向けのお教室では、歌やゲームなどを中心に“楽しむ英語”に力を入れている場合がほとんど。“お勉強”という意識なしで、純粋に楽しめます

オンライン英会話は『こどもちゃれんじ English』にも『しまじろうTALK』という有料プランがあり、価格も良心的で教師の質も揃っているようです。

なので、『しまじろうTALK』に申し込んでも良いですし、その他のオンライン英会話を試してみても良いでしょう。

オンライン英会話は、各社とも申し込み前に無料体験を受講できるので、様々な無料体験を試してみて、子供に一番合う1社を選ぶのも良いと思いますし、無料体験を何度も受けるだけでも価値があるでしょう。

『流しっぱ動画』と組合せる

Youtube等の無料の英語動画にも、質の高いものが多くあります。そのような動画を、オヤツの時間や他の遊びをしている時に流しておいてみてください。

※『英語遊び.com 』のオススメ無料動画は、『流しっぱ動画』のページでご確認ください。

また、有料にはなりますが『アルクのabc DVDボックス』もオススメ。

語学教育専門の『アルク』ならではの学習クオリティながらも、外国の幼児向けTV番組のような雰囲気で、純粋に“子供番組”として楽しめますよ。

こちら↓のリンク先で、動画の視聴や他の方の体験談を読むことができるので、ぜひ確認してみてください。

英語に耳が慣れてくると、興味を持ち始める子もします。また、『流しっぱ動画』と同じ歌が教材DVDでも使われていて、そこから『こどもちゃれんじ English』に興味を持つ子もいます。

この方法では、教材に興味が湧くのに少し時間がかかるかもしれませんが、

『こどもちゃれんじ English』とは別の形で、子供の生活に『英語・英会話』を差し込むだけ

なので、とても簡単です。

 

『こどもちゃれんじEnglish』を退会・解約する

教材の使用頻度を増やせない場合、『退会・解約』という判断も懸命かもしれません。

幸い、一括払いでも返金に応じてくれるので、退会も簡単です。
※詳しい情報は『届かない、効果がない…こどもちゃれんじ Englishのトラブル対処法』参照。

別の教材を検討する場合、状況は下記の2つに分かれるでしょう。

  1. 簡単過ぎるので、もっとレベルの高い教材に
  2. 継続が見込めないので、さらに簡単な教材に

1. 簡単過ぎるので、もっとレベルの高い教材に

『こどもちゃれんじ English』が簡単過ぎて飽きていたり、親自身が物足りなさを感じている場合に検討をオススメしたいのは『ディズニーの英語システム(DWE)』。

『こどもちゃれんじ English』よりも、お金はかかりますが;

英検合格などを意識した“勉強としての英語・英会話”

の習得が期待できます。

ただし、フルセット購入だと高額になりますので、無料サンプルで子供との相性をしっかり見てから購入しましょう。また、フルセットである必要がないご家庭もあると思いますので、無料体験の時にアドバイザーとじっくり相談の上、

「本当に必要なセット」

を選ぶようにしましょう。

ちなみに、有料ではありますが、会員制度が充実していますので、中古の購入よりも正規ルートでの購入をオススメします。

※『ディズニーの英語システム(DWE)』の料金長所・短所口コミ等の基本情報は『ディズニーの英語システム(DWE)」口コミ、長所&短所を徹底分析!』をご覧ください。

2. 継続が見込めないので、さらに簡単な教材に

『こどもちゃれんじEnglish』は、英語教材の中でも“子供や親への負担が少ない簡単な教材の部類”に入ります。なので、「さらに簡単な教材…」と言っても選択肢が限られますが、前項でご紹介した;

アルクのabc DVDボックス

はトライしてみる価値があるかもしれません。

こちら↓のリンク先で、動画の視聴や他の方の体験談を読むことができます。

『アルクのabc DVDボックス』の詳細

アルクのabc DVDボックス』は英語オンリー(DVDは日本語訳なし/保護者向けの日本語ブックレット付)の教材。

英語圏の幼児番組のようによく作り込まれた動画で、英語のわからない子供でも純粋に楽しく見ることができます

そんな「単純に楽しいDVD」に見えて、語彙や表現の選択は秀逸。さすがは語学教育の専門企業『アルク』ならではのクオリティです。

『こどもちゃれんじEnglish』より簡単!とは、一概には言えません(子供によって向き・不向きがあります)が、全く種類の違う教材なので、試してみる価値はあります。

価格 35,640円(税込/送料無料) ※2018.10現在
セット内容 DVD6枚(各約60分)/おうちの方向けコースガイド 1冊 /おうちの方向け講座ブックレット6冊/アルファベットポスター/特製DVDケース ※2018.10現在

(音声 英語 (ステレオ)のみ/リージョンコード:2/NTSC 日本国内/DOLBY DIGITAL)

監修 杉田洋(東京学芸大学名誉教授)

ちなみに、監修者の杉田教授の言葉は、幼児期の英語教育の真髄を表していて印象的。

あそんでいるうちに、英語をおぼえてしまうのが理想

ふつうの日本の家庭で英語環境をつくるためには、どうしたらよいでしょうか、と聞かれることがたびたびあります。小さな子どもにとっての仕事は、「あそび」ですから、あそんでいるうちに、英語をおぼえてしまうというのが理想的です。そして「アルクのabc」のDVDは、あそび感覚で、まるで「英語とともだち」になってしまうようなムービーなのです。幼児期から英語をはじめて1年くらいは、英語を何も話さなくてもだいじょうぶ。おうちの方は、あせらず、お子さんが英語を口にしたら、おおいにほめてあげましょう。「英語の大好きな子どもに育てる」ことを、まずは目標にしてみてください。

(出典:アルク公式SHOP)

本当に!幼児期の英語の効果は焦らないことが大切。英語を楽しむ子供を見守りつつ、ゆったりとした心持ちで「子供からの英語の1言」を待ちましょう。

いずれにせよ、『英語耳』以外は幼児期以降でも何とかなるので、焦りは禁物。英語で遊びたがらないようであっても、無理強いは不要です。

『アルクのabc DVDボックス』のような良質の動画をオヤツ時間に見せ続けるなど、できる範囲で子供が英語を耳目にし続けるようにしましょう。

 

“他の子供との比較”は絶対封印!

特に幼児期は、学習の速度やスタイルが子供によって大きく違うもの。たとえ効果実感が薄くても

「『しまじろうの英語』をやっている別の子は英語が話せるのに…」

などと落ち込む必要はありません。子供によって、効果の見える時期や出方はそれぞれです。

ただ、「自分の子供と、他の子供の個性は違う」と頭ではわかっていても、別の子が上手くいっていると、どうしても焦りや落胆、嫉妬心が生まれてしまいますよね。

なので、難しいことは承知の上で書きますが、

「他の子を気にする気持ちは絶対に封印!」

他の子供を気にしていると親自身も辛い上に、その気持ちが子供にも伝わり、緊張させてしまうこともあります。

本当に「みんな違って、みんないい」んです。幼児の英語の習得とは、一人一人現れ方が違うものなのです。

 

まとめ

知っておきたい『こどもちゃれんじ English 』に期待できる主な効果は、下記の通り;

  1. 英語・英会話を好きになる(英語アレルギーを予防できる)。
  2. 幼児期の内に『英語耳』を育てられる。
  3. 正しい発音でアルファベットや簡単な単語・短文を言ったり、聴いて理解できる

小学校での教科学習が始まる前に、この素地をもっていることは極めて大切です。

『こどもちゃれんじ English』で身につけられるレベルの基礎力があれば、教科の始まり時点での英語は簡単。小学生向けの『Challenge English』まで継続していれば、さらに良いでしょう。

子供が英語・英会話ができるようになるには、時間がかかります。日本語だって、流暢に話せるようになるには時間がかかるのですから、当然ですよね。

幼児期は、英語学習の長い道のりのスタート地点。

親子共に無理し過ぎず、自分たちの興味や性格にあったスタイルでゆったりと楽しみましょう。

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