子供の英語教育を始めるタイミングは、多くのパパ&ママの悩み。
しかし、少なくとも「英語の歌で一緒に遊ぶ」程度であれば、
赤ちゃんの内から始めるメリットしかない
とも言えます。
『英語遊び.com』のオススメの動画&CD紹介と併せ、赤ちゃんの英語について、一緒に考えてみましょう。
目次
赤ちゃん時代に始める→後が楽!?
「英語なんて、まだ早い?」と、迷うことが多い乳幼児期。
しかし、実はこの時期に英語教育を始めると、
後々の英語・英会話教育が楽になる
という傾向・効果があるのをご存知ですか?
『英語教育』と言っても、聞き流しや英語遊びなど、
生活の中で、英語を耳に入れておく
程度のことで十分。自己主張が強くなる年齢の前に、
英語=普通に身の回りにある楽しみの1つ
という感覚を育てておくことで、英語に対する精神的な壁ができにくく、その後も英語を吸収しやすくなるという仕組みです。
例えば、4、5歳になってから、突然、
「今日から英語始めるわよ!」
と言われても、子供としては、
「何で?!日本語でアンパンマンを見ていたい!」
などと思ってしまうもの。
そんな子供を英語学習に巻き込むには、かなりの苦労と工夫が必要になりますので、できれば早めに英語を「生活の一部」にしておくことのメリットは大きいと言えます。
『英語耳』は0歳から育つ
赤ちゃん時代から英語に触れることのもう1つのメリットは、“英語の発音を聞き取る能力(=『英語耳』)の効果的な育成”にあります。
人間は、生後10ヶ月頃から脳内では「自分が生きていくのに必要な音」を統計し始め、3歳頃には不要な音の聞き分けを放棄し始めるというのが定説(詳しくは『子供は語学の天才!…でも、知っておくべき早期英語教育「良い点・悪い点」』参照)。
なので、できれば
3歳頃までには、英語を耳に入れる生活を始められるのが理想的
と言えます。
「聴き流し+楽しむ」が大切
ただし、この乳幼児期は、日本語なども他にも大切なことを覚え始める時期。
あまり子供に無理をさせるのも可哀想ですので、『英語耳』のことだけを考える(=語彙力などは後からつければ良い)なら、聴き流しでOK。
聴き流しの際に、唯一気をつけるのは、
聞き流しを楽しむ
ということ。
乳幼児とって、ただ流れているだけの英語は、雑音と同じ。雑音は、「生活に必要な音」として脳内に蓄積されません。
しかし、英語の歌を自分自身が歌ったり・踊ったりして楽しみ、さらに、親がそれを褒めてくれたり、一緒に楽しんでくれたりすれば、それらの音は、
子供にとって「生活に必要な音」
になります。
なので、「聞き流しながら楽しむ」ということは絶対必要条件です。
画面は見せ過ぎないように
ご紹介するのはアニメも可愛い動画ばかりですが、乳幼児にタブレットやスマホ、TVの画面を長時間見せ続けるのは、少なくとも目に良くありません。
また、画面を見るのがクセになってしまい、眠る時にせがまれることなどもあるかもしれません。眠る前にブルーライトを見ることは、睡眠の質を低下させるという研究結果も報告されています。
なので、乳幼児に画面を見せる時には、例えば「1回に15分/朝と午後に1回ずつ」などと決めておき、
基本はBGMとして音だけを流しておく
のが良いでしょう。
※その他、動画を見せる際の注意点などが気になる方は、当サイトの『流しっぱ動画』のページをご確認ください。
【オススメ】無料動画チャンネル ベスト3
赤ちゃんに最もオススメしたいYoutube(ユーチューブ)の動画チャンネルを3つご紹介。いずれもネイティブ英語で、赤ちゃんも喜ぶような歌が多数アップされています。
親子で、ぜひ楽しんでくださいね!
1位:Little Baby Bum
※チャンネルに関する詳細は『「Little Baby Bum」の楽しみ方』参照。
聞き取りやすい速度と発音で、有名な英語童謡から、オリジナルの歌まで多数アップされています。
1位とした理由は、上手にマナー教育や知育要素を盛り込んだオリジナルの歌が豊富だから。
「手洗いの歌」「着替えの歌」のように生活習慣を教えてくれる歌や、図形や数などが学べる歌も多いので、ぜひ活用してみましょう。
2位:Dave and Ava
※チャンネルに関する詳細は『「Dave and Ava」の楽しみ方』参照。
アニメも歌も可愛らしく、当サイトの読者にも多くのファンが多い『Dave and Ava』。
アニメの質がとても高いので、子供が思わず見過ぎてしまうかも?と心配になるほど。時間を区切って見せるようにしましょうね。
また、歌詞の英語字幕が付いている動画が多いのも◎。親も一緒に英語を学んだり、耳慣らしをすることができますよ。
3位:Badanamu
※チャンネルに関する詳細は『「Badanamu」の楽しみ方』参照。
1位と2位に比べると、早めのリズムで、日常会話に近いより高度な英語が使われている歌も多いですが、オリジナルの楽曲やアニメの質が高く、夢中になって楽しむ子も多い人気のチャンネル。
ダンス曲も多く、音楽自体には子供っぽさもない(=歌詞が子供向きなだけで、メロディは大人向けのポップスと同レベル)ので、親子が一緒に楽しむのには一番のチョイスです。
【オススメ】聞き流しCD
「動画を見せ過ぎてしまう気がする…」などの心配がある方は、CDを活用するのがベスト。
◎アルクの『エンジェルコース』のCD
赤ちゃん向けのCDとしてはダントツ人気の『エンジェルコース』。語学教育専門の老舗『アルク』が出版しています。
マザーグースや名作童話の読み聞かせが収録されたCD12枚組なので、かなりのボリューム。毎日聴かせるのにピッタリです。
記憶&集中力がアップすると言われているモーツァルトの音楽を活用しているのも良い点で、子供が興奮しすぎることもないため、お昼寝前後や就寝前などでも、タイミングを気にせず聴かせられますね。
◎『ディズニーの英語システム』のCD
歌を覚える=会話力UP
という優れもの。赤ちゃんの頃から耳に入れておくにはベストな選択肢の1つです。
無料サンプルの中にもDVDとCDが含まれていますので、まだもらっていない人は、ぜひもらっておきましょう(公式サイト内の「ディズニーの英語システム」無料サンプルプレゼント!
※妊婦さんでもサンプル応募できますよ。上の公式サイト内のページで、「無料サンプル応募の応募はこちら」をクリック→ページ右上の「マタニティの方」のタブをクリック。そちらに必要事項を記入して送信しましょう。
※『ディズニーの英語システム』に関する詳細は『「ディズニーの英語システム(DWE)」口コミ、長所&短所を徹底分析!』参照。
まとめ
赤ちゃんに英語の歌を聴かせる効果はあります。
実際に英語を話し出したりはしませんが、歌を楽しんでいるようであれば、『英語耳』が育っている期待はできます。
とは言え、赤ちゃん時代から頑張りすぎるのは、親も大変。
あくまでも、親子で楽しめる歌や、リラックスできる歌を選び、無理のない形で英語の『歌遊び』を始めましょう。